虫歯を放置!とても危険!!


歯は、水晶と同じ硬さの白いエナメル質に覆われており、その下にはエナメル質よりも少し柔らかい、かつ柔軟性のある『象牙質』がある。この象牙質を形成するためには栄養が必要であり、その栄養を送っているのが神経と呼ばれる『歯髄』である。歯髄には、神経の他に、血管やリンパ管が通っていて、ここが歯を健康に保つための中枢なのである。さらにはそれらを支えている『歯槽骨』や歯槽骨を覆う『歯肉』などがあり、とても複雑に構成されている。


口の中には細菌(ミュータンス菌)がいて、この細菌が食事の後に残った食べかすをもとに『歯垢(プラーク)』を作り出している。さらに歯垢が酸や毒素を作り出してエナメル質を溶かしてしまうのが『虫歯』なのだ。
虫歯は痛みがなければ自分で発見するのは難しい。しかし。この早期の状態の時に虫歯を発見して治療を行えば、少しエナメル質を削り、虫歯菌を除去するだけで治療は終わるのだ。身体への影響は最小限に抑えられ、さらにはお金も時間も少なくて済む。だからこそ、定期的な検診や予防が必要なのである。


しかし、虫歯をすぐに発見できず、どんどんと進行していくと、失われる歯の面積は広くなっていき、最後には抜歯をしなければならなくなる。
歯は神経を抜いた時点でかなりもろくなってしまう。そして、神経が完全に冒されてしまうと、抜歯だけではなく、歯槽骨にまでバイ菌が侵入し、それがリンパなどを通って顔や鎖骨などの部分にまで痛みが蔓延していく可能性もあるのだ。


ただし、歯医者によって、治療のレベルには大きな差があるのは事実。問題である。
小さい虫歯なのに不必要に削られてしまったり、すぐに抜歯しようとする歯医者すらいる。
そして、治療した後にもまた再発してしまうこともある。もちろん、私たちがすべき予防も必要ではあるが、詰め物をする時の処置が不十分だっためにバイ菌が残り、そのバイ菌が繁殖して虫歯が再発してしまうということも実際に起こっていることなのだ。

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