歯と骨の健康について知ってもらいたい
歯には『咀嚼』以外での重要な役割がある。
例えば、重いものを持つ時、歯をグッと噛み締めて力を入れる。
実は、この時に歯にかかっている力は、自分の体重と同じくらいの重さがかかっているのである。
そのため、特にスポーツ選手は、この『食い縛る』回数が一般人に比べるとダントツに多いために、短期間であっという間に歯がぼろぼろになってしまうのだ。そのため、大リーガーなどの選手はガムなどを噛んで、歯や顎にかかるストレスを和らげているのである。
ただ、私たち一般人には、そんなに『歯を食い縛る』機会は少ないかもしれない。しかし、ちょっとしたことでも実は食い縛っていることもあるのだ。硬いものを食べる時、たとえば氷や硬いおせんべいなど、手で割ろうとしてもなかなか割れないものも、口の中ではいとも簡単に割ることができる。日常の中ではたいして意識もしていないものも、実はかなりの力が歯にかかっていることがあるのだ。
こういった私たちの日々の生活で、顎や歯にストレスをかけており、このストレスが正しい『噛み合わせ』の位置を少しずつ狂わせてしまうのである。
【 噛み合わせを狂わせる原因 】
@ 虫歯
虫歯を治療した時の詰め物やかぶせ物の形が合わなかったり、抜歯したままの状態で放置した
ために噛み合わせがずれていく
A 食べ物の噛み方
食事の際、食べ物を片側でばかり噛んでいたために、左右での顎の発達に差が出てしまい、噛
み合わせが悪くなってしまう
B 生活習慣
頬杖をつく、いつも口を開けている、などの生活習慣の悪い癖が原因
C 歯周病
歯周病により、歯を支えている歯茎や歯槽骨などが炎症を起こしてしまい、歯がぐらついたり、動
きやすくなってしまう